Type弦楽器の種類
音域と大きさが異なる4つの弦楽器。
バイオリン、ビオラ、チェロは、いずれも基本的な構造や演奏方法がよく似ているため、まとめてバイオリン属と呼ばれています。独特の瓢箪型の本体に、ネック(軸)が通って4本の弦が張られており、その弦を弓で擦って演奏。音の高さは上記の順番に低くなり、サイズは大きくなります。それぞれの特徴などをご紹介いたします。


バイオリンViolin
バイオリン属の中で最も高い音域を奏でます。肩とあごで本体を挟み、片手でネックを支えながら弦を押さえ、もう片方の手で弓を持って演奏します。子供向けとして、小さく作られたバイオリン(分数楽器)が一般的に7種類あります。
メロディを奏でることが多く、オーケストラの花形と言っても良いでしょう。

ビオラViola
フランス語では「アルト」とも呼ばれ、バイオリンよりも少し低い中音域の楽器です。本体はバイオリンに比べて大きさにばらつきがあり、体格に合わせて選びます。日本人は比較的小柄な人が多いので、39~40.5cm程度のものが好まれています。演奏方法はバイオリンと同様です。
副旋律を奏でることが多いものの、曲をまとめ上げる重要な役割を担っています。

チェロCello
本体に重さもあるためあごで挟むのは困難で、底部にエンドピンと呼ばれる棒状の部品を斜めに立て、膝で支えて演奏します。オーケストラでは低音域を担当し、座って演奏することが多い楽器です。バイオリンと同じく複数の分数楽器があり、身体の大きさに合わせて選びます。
独奏曲やチェロが主役の協奏曲なども多く、根強い人気があります。

コントラバスContrabass
コントラバスはバイオリンとは別のヴィオール属として生まれ、バイオリン属の特徴を取り入れて進化しました。なで肩の本体や弓の持ち方の特徴に、起源の違いを感じられます。チェロと同様、底部にあるエンドピンを立て、主に立ちながら演奏されます。
クラシックに留まらず、ジャズやポップスなど幅広い分野で活躍しています。
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